ヤンデレ・ロマンス・プリンセス

ヤンデレ・ロマンス・プリンセス

映像付きボイスドラマ企画『ヤンデレ・ロマンス・プリンセス』の公式HPです。※イラストは全てxSATOx様に有償で描いていただいています。無断転載はお控えください。

キャラクター紹介 ネタバレなし

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※イラストは全てxSATOx様に有償で描いていただいています。無断転載はお控えください。

橘浩輔(たちばな こうすけ)男


主人公。俳優を目指して芸能部に入った一年生。努力家だが、才能も華もない。巻き込まれ体質で苦労人。流されやすい一面も。普段はどこかぼーっとしているが、突っ込むときはきっちり突っ込むツッコミ気質。性格がよく、基本的に誰にでも優しい。謙虚な性格。のんびりしていて、鈍感な面も。騙されやすい性格。人の長所をすぐにみつけて褒める特技がある。f:id:arkyork:20201219073535p:plain




城中愛里(しろなか あいり)女


浩輔の幼なじみでクラスメイト。あどけなさが残るクールビューティ系の美少女。浩輔一筋のヤンデレ。浩輔には笑顔で優しい対応をするが、浩輔以外の人間には冷たく素っ気ない態度をとる。浩輔が絡むと感情的になりやすい。倫理観が欠如しており、浩輔のためなら文字通りなんでもする危険思考の持ち主。ヤンデレらしくヒステリックな一面も。暴走すると浩輔の言うこと以外きかなくなる。

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高峰涼子(たかみね りょうこ)女


三年生で芸能部の脚本・演出家。「青の王子」である李紘の相手役として女優も務める。途中で映像制作部に転向し、脚本・演出家に専念する。サバサバした姉御肌。明るいリーダー基質で、常に皆を率いている。面倒見がよく、慕われることが多い。言いたいことはハッキリ言う性格だが、鈍感でアホの子な一面も。元々女番長で、舎弟として側においていた小夜とは仲がいい。

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桐島小夜(きりしま さよ)女


浩輔のクラスメイト。目つきは悪いが実はそれなりに美少女。男勝りのボーイッシュな少女で、面倒くさがり。よく授業をサボっている。元不良なだけあって素行が悪く、クラスの問題児。喧嘩っぱやく、口より先に手が出るタイプ。だが正義感の強い性格であり、悪人以外には絶対に手を出さない。昔自分を助けてくれた涼子を「姉貴」もしくは「涼子」と呼び、彼女の言うことは基本的になんでもきく。涼子と違い人間関係に敏感で、鋭い一面も。意外なことに花が好きで、特に自然に咲いた野花などが好きらしい。花言葉にも詳しい。実の母親が嫌いで、母親が好きなひまわりも嫌い。

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仲大路美代(なかおおじ みよ)女

浩輔のクラスメイト。髪を金髪に染めてカールにしているのは、飼っているゴールデンレトリバーのアンドリューとお揃いにしたかったから。友だち至上主義者。元気で明るい子ギャルで、笑顔が絶えないアホの子。勉強や運動はからっきしだが、その素直で純粋な性格からか友人からの人気は高い。クラスメイトや自分の周りの生徒全員を仲間だと思っている節がある。友だちを大切にする性格で、絶対に友だちを裏切らない。友だちはたくさんいるが、特に秋穂とは親友レベルに仲がいい。

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柊秋穂(ひいらぎ あきほ)女

浩輔のクラスの学級委員長。しっかり者で、駄目なことは駄目だと言う性格。責任感が強い、典型的な委員長タイプ。何事も美代を第一に考える節があって、美代のことになるとムキになりやすい。美代のこととなると何でもしようとするが、通常の倫理観は持ち合わせているため、あまり過激なことはしない。不器用だが根はいい子。苦労人でもある。上下関係を重んじる古風な性格。普段はきつめで特に男子に対する当たりがきついが、美代には優しくて穏やかな態度をとる。

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一ノ瀬瑠奈(いちのせ るな)女

浩輔と同じ一年生。黒髪ぱっつんゆるふわカール。星輝三強のひとりで、アイドルを務めている。「天使の歌姫」と呼ばれる可愛い系の美人。優しくて穏やかな性格。愛想がよく、男子と特に仲がいい。思わせぶりな態度をとって、男子を勘違いさせてしまうこともしばしば。特に登坂には熱心に好意を寄せられている。浩輔のことが少し気になる一面も……?演技力が高い。間延びした女の子らしい喋り方をする。たまに泣き虫な面が顔を出すことも。

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白鷺李紘(しらさぎ りひろ)

三年生の爽やかイケメン。星輝三強の俳優で「青の王子」と呼ばれている。誰にでも優しく、親切な性格。成績と運動神経はそこそこだが、演技がとても上手。人当たりがよく、色んな人から好かれる性格。特に女子からの評判がいい。浩輔、秋穂の次に常識人。頼れるお兄さん的ポジション。外見には人一倍気を遣っているとかいないとか。基本的に笑顔を絶やさない。

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明智ユウ(あけち ゆう)

二年生。星輝三強のひとりで、芸能部所属のエンターテイナー。「飛び跳ねピエロ」の異名の通り、サーカスのような軽やかな動きが得意なピエロ。いつも仮面を被っている変わった美少年。世紀の美少女と見間違えられるほど美しい。何かと天才で、運動神経抜群、成績もトップを誇っている。哲学的な思考をしており、周りと感覚がかなりズレている。自分のことを『明智サン』と呼ぶ。

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登坂正二郎(とさか せいじろう)

浩輔のクラスメイトで、浩輔と中学三年間クラスが同じだった腐れ縁。映像制作部のカメラ科に所属する、能天気で明るい少年。愛すべき馬鹿。髪を金髪に染めている。お調子者でムードメーカー。勉強はからっきしだが運動には多少自信がある。ビビりで、長いものには巻かれる性格。基本的には小心者だが、大好きな瑠奈のためなら一肌脱ぐ男前な一面も。一目惚れした瑠奈をカメラで追いかけるために映像制作部のカメラ科に入った。瑠奈ちゃんファンクラブ会員一号(登坂設立)。友だちは多い方だが親友と呼べる存在はいない。でも本人はあまり気にしておらず、今が楽しければそれでいいと思っている。享楽主義者。

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宇智村つぐみ(うちむら つぐみ)

三年生。メイク映えする綺麗な顔立ちをしているので、芸能部所属のモデルを努めている。気弱で儚げな少女。いつもおどおどしている。人見知りで、自分に自信が無い。モデルのわりに影が薄い。頭が良く、理系で計算が得意な一面も。パソコン技術に長けている。自分と一緒にいてくれる李紘のことを密かに慕っているが、恋心というより依存に近い。本人もそれを自覚している。依存心が強く、ヒステリックな一面も。

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アンドリュー(美代の飼い犬) 

人懐っこいゴールデンレトリバー。よく笑う。美代と遊ぶのと、仲大路家の広い庭を走り回るのが大好き。体力は犬一倍あって、散歩の度に使用人はへとへと。

キャラクター紹介 ネタバレあり

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キャスト希望の方におすすめの記事です。
ネタバレを含みます。

※イラストは全てxSATOx様に有償で描いていただいています。無断転載はお控えください。
※一部性的表現のある過去をもつキャラクターがいますが、声劇内では番外編込みで一切性的表現はありません。



橘浩輔(たちばな こうすけ)男

主人公。俳優を目指して芸能部に入った一年生。努力家だが、才能も華もない。巻き込まれ体質で苦労人。流されやすい一面も。普段はどこかぼーっとしているが、突っ込むときはきっちり突っ込むツッコミ気質。性格がよく、基本的に誰にでも優しい。謙虚な性格。のんびりしていて、鈍感な面も。騙されやすい性格。人の長所をすぐにみつけて褒める特技がある。


《過去》特に何も無く平凡に暮らしてきた。両親と妹が一人いる。幼い頃、愛里の近所に住んでいて仲が良かった。愛里が子役をしていたことは知っていて、それが俳優に憧れるきっかけになった。だが、愛里が子役を辞めた理由は知らなかった。


《主催コメント》どこにでもいる俳優志望の普通の男子高校生です。『演技が苦手な人の演技』をしていただきます。俳優を目指して努力しますが、個性的な面々に振り回されて前途多難。また所々でナレーションも兼ねていただくため、台詞も多いです。役としてもキャストとしても苦労を厭わない方にお願いしたいです。


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城中愛里(しろなか あいり)女

浩輔の幼なじみでクラスメイト。あどけなさが残るクールビューティ系の美少女。浩輔一筋のヤンデレ。浩輔には笑顔で優しい対応をするが、浩輔以外の人間には冷たく素っ気ない態度をとる。浩輔が絡むと感情的になりやすい。倫理観が欠如しており、浩輔のためなら文字通りなんでもする危険思考の持ち主。ヤンデレらしくヒステリックな一面も。暴走すると浩輔の言うこと以外きかなくなる。


《過去》一人っ子。幼い頃、天才子役としてプロの世界で活躍していた。だが、人を殺す演技を要求された時、本当に人を殺そうとしたため、芸能界を干されてしまった。(小道具のナイフが本物のナイフとすり替えられていた)本人曰く、「だって本気で殺せって言われたから」とのこと。子供ゆえの純真さということで、裁判沙汰にはならなかった。


《主催コメント》王道ヤンデレヒロインです。元天才子役でその実力が衰えていない、という面で、抜群の演技力を持った方に演じていただきたいです。無口で冷静な演技、芸能部の女優としての純粋なヒロインの演技、浩輔に対するヤンデレらしいヒステリックな演技、全てが求められます。無口なので台詞量は浩輔よりも控えめですが、ヒロインらしく出番は多いですし演技の幅が要求されますので、やり甲斐のある役だと思います。

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高峰涼子(たかみね りょうこ)女

三年生で芸能部の脚本・演出家。「青の王子」である李紘の相手役として女優も務める。途中で映像制作部に転向し、脚本・演出家に専念する。サバサバした姉御肌。明るいリーダー基質で、常に皆を率いている。面倒見がよく、慕われることが多い。言いたいことはハッキリ言う性格だが、鈍感でアホの子な一面も。やや破天荒。元女番長で、舎弟として側においていた小夜とは仲がいい。


《過去》街一番の女番長として恐れられていた経緯がある。しかし善人を襲うことはせず、突っかかってくる不良やカツアゲしてる最中のチンピラをボコボコにしていた。夜中の街を徘徊していた小夜を自分のチームに受け入れ、不良としての道を歩かせた。


《主催コメント》姉御肌で少し抜けてるところがあるという単純明快なキャラクターです。あとは少しだけ破天荒。演出としてしっかりとみんなを取りまとめる、台詞量のやや多いキャラクターです。元女番長という設定は味付け程度に、姉御肌で明るい女の子を演じていただきたいです。

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桐島小夜(きりしま さよ)女

浩輔のクラスメイト。目つきは悪いが実はそれなりに美少女。男勝りのボーイッシュな少女で、面倒くさがり。よく授業をサボっている。元不良なだけあって素行が悪く、クラスの問題児。喧嘩っぱやく、口より先に手が出るタイプ。だが正義感の強い性格であり、悪人以外には絶対に手を出さない。昔自分を助けてくれた涼子を「姉貴」もしくは「涼子」と呼び、彼女の言うことは基本的になんでもきく。涼子と違い人間関係に敏感で、鋭い一面も。意外なことに花が好きで、特に自然に咲いた野花などが好きらしい。花言葉にも詳しい。実の母親が嫌いで、母親が好きなひまわりも嫌い。


《過去》華道の名家に生まれ、小学生の頃から母親に華道の練習ばかりさせられた。そのせいで友だちもできず、孤独な小学生時代を過ごしていた。華道なんて嫌いだった。でも笑顔を両親が大好きなひまわりの花に喩えられるのは嬉しかった。練習の合間、父親がたまにこっそり小夜を外に連れ出して、自然に咲く花を見せてくれた。花言葉も父親から教わった。しかし父親が小夜に外で花を見せているところを母親に目撃され、母親が教育方針の違いに激昂する。小夜が中学生の頃、両親は離婚。名家の跡継ぎの母親の方に親権が渡った。元々ひまわりが好きだった母親はひまわりに理想の小夜を投影して偏執的に愛するように。ひまわりの花を「小夜」と呼び狂ってしまった母親を目撃した頃から小夜はグレ、ひまわりも母親も嫌いになり、夜な夜な街を徘徊するように。その時、小夜を受け入れてくれたのが涼子のチームだった。


《主催コメント》元不良というだけあって口調は乱暴ですが、根はいい子です。少しだけ重い設定を背負った子でもあります。涼子よりも幼くかっこよく、少年感のある少女を演じていただきたいです。怒った台詞の多い彼女ですが、笑うときは笑います。泣き顔は誰にも見せません。ひねくれているけれど根は優しい、そんな彼女を好いていただけたら幸いです。

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仲大路美代(なかおおじ みよ)女

浩輔のクラスメイト。髪を金髪に染めてカールにしているのは、飼っているゴールデンレトリバーのアンドリューとお揃いにしたかったから。友だち至上主義者。元気で明るい子ギャルで、笑顔が絶えないアホの子。勉強や運動はからっきしだが、その素直で純粋な性格からか友人からの人気は高い。クラスメイトや自分の周りの生徒全員を仲間だと思っている節がある。友だちを大切にする性格で、絶対に友だちを裏切らない。友だちはたくさんいるが、特に秋穂とは親友レベルに仲がいい。


《過去》ベンチャー企業の社長を父親に持ち、幼い頃から大金持ちだった。一人娘ということで両親に愛されて育つ。そして、秋穂の母親が仲大路家の家政婦を務めていた。だが、この頃の美代は人見知りで、幼稚園でも友だちができなかった。それを不安に思った両親が、秋穂の母親に「ちょうど同い年の娘さんがいるだろう。その子を家に連れてきて美代の相手をしてやってくれ」と頼む。秋穂の母親は承諾。美代は秋穂のことを実の姉のように慕って、懐いた。こうして秋穂は美代の初めての友だちになり、今でも親友である。


《主催コメント》いわゆるワンコ系女子です。好きな人には尻尾をぶんぶん振っているイメージです。過去人見知りだった反動か、とにかく明るく元気です。人懐っこい性格で誰とでもすぐに仲良くなれるアホの子です。みんなから愛される元気なキュートさを求めております。また感情表現が豊かなので、様々な感情を表現してくださる方に演じていただきたいです。

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柊秋穂(ひいらぎ あきほ)女

浩輔のクラスの学級委員長。しっかり者で、駄目なことは駄目だと言う性格。責任感が強い、典型的な委員長タイプ。何事も美代を第一に考える節があって、美代のことになるとムキになりやすい。美代のこととなると何でもしようとするが、通常の倫理観は持ち合わせているため、あまり過激なことはしない。不器用だが根はいい子。苦労人でもある。上下関係を重んじる古風な性格。普段はきつめで特に男子に対する当たりがきついが、美代には優しくて穏やかな態度をとる。


《過去》美代の項参照。一人っ子。自分は美代に仕える身だという感覚が強く、大切な親友である美代のためなら何でもしようと思ったのはこの頃からである。


《主催コメント》しっかり者の委員長、そして忠犬系女子だと思っていただければ幸いです。親友の美代に対する友情と忠誠心を持ち合わせたキャラクターです。美代とそれ以外に対する距離感が全く違い、美代にだけは優しい表情を見せてくれます。上下関係は非常にしっかりした子で、案外人見知りなのかもしれません。不器用ですが全キャラクターの中で1、2を争うほどまともです。若干複雑な心情をもつキャラクターですが、理解してくださる方に演じていただきたいです。

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一ノ瀬瑠奈(いちのせ るな)女

浩輔と同じ一年生。黒髪ぱっつんゆるふわカール。可愛い系の美人。芸能部所属のアイドルで、星輝三強のひとり。歌はそこそこだが「天使の歌姫」と称され、学園中の男を虜にしている。普段は優しくて穏やかな性格だが、それは演技で、実はとんでもないぶりっ子。男に好かれるためなら手段を選ばない。そのわりに自分を簡単に好きになる馬鹿な男たちを見下している節がある。実際は冷酷で、非情な女王様のような性格。頭が良く、合理的で、打算的。目的のためなら手段を選ばない。滅多なことがないと素の自分は見せないが、秋穂などごく一部の女子の前で見せることがある。基本的に女が嫌いで男は見下している。


《過去》親が転勤族で、何度も転校を繰り返していた。顔が可愛いせいで、女子たちから妬まれ、グループに入れてもらえなかった。いわばいじめを受けていたのだ。転校する先々でそんなことがあった。しかしある時、男子のグループに入れてもらうと、女子からの嫌がらせが止んだ。この時から瑠奈は、男子に媚を売って自らの身を守る手段を会得する。


《主催コメント》ザ・悪役ヒロイン。普段はぶりっ子で愛らしいですが、内面は非常に冷たいです。それには彼女の過去が関係しています。頭が良くて人間不信、他人を見下している面が強いです。ぶりっ子な面と素の面をしっかり使い分けられる方に演じていただきたいです。尚、瑠奈の素の面は番外編(未定)で語られることが多いと思うので、楽しみにしていただけたらと思います。あとは出来れば「こういうキャラ、好き!」という方に演じていただきたいです。私は瑠奈も等しく愛しております。

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白鷺李紘(しらさぎ りひろ)

三年生の爽やかイケメン。芸能部所属の俳優で星輝三強のひとり。「青の王子」と呼ばれ、女性人気を集めている。お洒落好き。誰にでも優しく、親切な性格。成績はそこそこ、運動神経はかなりいい。演技もとても上手。というのは表の顔で、実は他人を見下す性格。自分が一番だと思っている節があり、自分より劣っていると判断した者は内心見下して嘲笑っている。そのわりに劣等感が強く、自分より優れている人間、特にユウに対しては内心強いコンプレックスと妬みの感情を抱いている。つぐみとは複雑な関係で、モデルだから隣においてやってると李紘は思っているが、実はつぐみもそれを分かっていながらそばにいる。李紘は無自覚だが共依存関係。


《過去》会社の役員である父親は元俳優志望で、幼い頃から李紘も俳優になれと言われる。そのためにひたすらレッスンを受けさせられていたが、要領がよくないため初めは上手くいかず、しょっちゅう怒られてきた。今ではようやく両親に認められている。親の前では頑張って爽やかで優しい自分を演じ、愛されようと必死になっている。


《主催コメント》紹介文がほとんど裏の顔になりましたが、李紘の本質はそこにあります。性格は瑠奈に似ていますが、外面は薄っぺらく、さりげなく人に嫌みを言うこともしばしばあります。人前でキレることは滅多にありませんが、実はつぐみの前ではしょっちゅうキレています。李紘としては、瑠奈は表で傍に置く存在、つぐみは裏で傍に置く存在といった認識です。つぐみのことはストレスの捌け口程度にしか思っていません。人を馬鹿にするわりに、自分はそこまで賢くないのが瑠奈との差別化ポイントです。イメージ的には暴力を振るわないDV男です。こんな彼ですが、彼なりに苦悩もあります。爽やかさとキレ具合をしっかりと演じ分けられる方に演じていただきたいです。あとは、瑠奈と同様、李紘を愛してくださる方にキャストをしていただきたいです。

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明智ユウ(あけち ゆう)

二年生。本名は明智遊。星輝三強のひとりで、芸能部所属のエンターテイナー。「飛び跳ねピエロ」の異名の通り、サーカスのような軽やかな動きが得意なピエロ。いつも仮面を被っている変わった美少年。世紀の美少女と見間違えられるほど美しい。何かと天才で、運動神経抜群、成績もトップを誇っている。哲学的な思考をしており、周りと感覚がかなりズレている。自分のことを『明智サン』と呼ぶ。人を笑わそうと言った言葉で周囲をゾッとさせることもしばしば。優しく穏やかな性格だが、異様さが前に出ているため、その認識をしている人間はとても少ない。人を傷つけることが何よりも嫌い。しかし人と感覚がズレているせいで、周りを傷つけるような発言をしてしまうことも多い。(アダルトチルドレンの『マスコット』)


《過去》※かなり重いです。閲覧注意。

両親と兄二人の五人家族。父親は凡才で父似の兄二人も凡才。しかし母親は天才の美人で、ユウは唯一母親に似た天才だった。兄弟たちが幼い頃、父親が天才の母親を次第に妬み出し、両親がいがみ合う。父親のDVの果てに母親は離婚。自身の愛書を集めた書庫を遺して親権を父親に押し付けて家を出ていった。父親は母親そっくりに育つユウに、未だ抜けない母親への劣等感をぶつけるように暴力を振るう。また、己の支配欲を満たすために性的暴行も加える。兄二人も父親に乗じて母親がいないことをユウのせいにし、虐めをする。もしくはアルコール中毒で手がつけられなくなった父親の相手をユウ一人に押し付ける。ユウはこれ以上家族が壊れてしまわないように、笑って暴力や虐めを誤魔化した。今では暴力や虐めはある程度収まったものの、力関係は家族の中でユウが一番下。母親を求める兄たちの代わりに気丈に振る舞い、家事を務めている。


《主催コメント》正直一番難しいキャラクターだと思います。文章に起こすのでさえ苦労するほど彼の過去は重く、人間性は複雑です。今でも家庭内で彼は怯えています。校内で天才と称され、噂の美少年と持て囃されることにも、どこか違和感を覚えています。自分には相応しくない立場だと思っているのです。仮面を外した時にいつもニコニコしているのは、周りを傷つけないためと、自分を守るためです。モチーフは『傷だらけのピエロ』。彼の心はもう既にボロボロで壊れかけです。哲学的かつ変わった思考をしているのは、母親の遺伝と、母親の書庫にあった本を読み漁った影響です。彼の頭がいいのも幼い頃から非常に難しい本に触れてきたからだという面もあります。こんな複雑な彼ですが、それでも演じきってくださる方を求めております。普段はのんびりと、優しい雰囲気で大丈夫です。ただ、心の片隅に彼の心の痛みを置いてくださる方に演じていただきたいです。(あれば)番外編を含むと特に演じ甲斐はあると思います。

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登坂正二郎(とさか せいじろう)

浩輔のクラスメイトで、浩輔と中学三年間クラスが同じだった腐れ縁。映像制作部のカメラ科に所属する、能天気で明るい少年。愛すべき馬鹿。髪を金髪に染めている。お調子者でムードメーカー。勉強はからっきしだが運動には多少自信がある。ビビりで、長いものには巻かれる性格。基本的には小心者だが、大好きな瑠奈のためなら人肌脱ぐ男前な一面も。一目惚れした瑠奈をカメラで追いかけるために映像制作部のカメラ科に入った。瑠奈ちゃんファンクラブ会員一号(登坂設立)。友だちは多い方だが親友と呼べる存在はいない。でも本人はあまり気にしておらず、今が楽しければそれでいいと思っている。享楽主義者。


《過去》普通の家庭で普通に育った。兄が一人いて、兄には逆らえない。


《主催コメント》いわゆる小物系キャラです。ユウとは打って変わって明るい、平凡な境遇にありました。とにかく瑠奈が大好きですが、顔が可愛くてぶりっ子な表の面を好いています。彼女が裏の顔を出せば一転、傷心して恋をやめてしまうことでしょう。まともというよりは普通の人間です。恋慕する瑠奈の発言に一喜一憂し、ユウの突拍子もない発言に恐怖し、浩輔のツッコミに対してなんでもない風に笑い。そんな普通の男子高校生を賑やかに演ってくださる方に演じていただきたいです。

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宇智村つぐみ(うちむら つぐみ)

三年生。メイク映えする綺麗な顔立ちをしているので、芸能部所属のモデルを努めている。気弱で儚げな少女。いつもおどおどしている。人見知りで、自分に自信が無い。モデルのわりに影が薄い。頭が良く、理系で計算が得意な一面も。パソコン技術に長けている。自分と表向きは一緒にいてくれる李紘のことを密かに慕っているが、恋心というより依存に近い。本人もそれを自覚している。依存心が強く、ヒステリックな一面も。口癖は「ごめんなさい」。夜は援交紛いのこと、例えば大人の男性にお酌をしながら不倫の話を聞いてあげるなどしてお金を稼いでいる。そのため、見た目よりもずっとディープな知識や価値観がある。(アダルトチルドレンの『ロストワン』)


《過去》母親と二人暮らし。夜のバーを経営している母親はつぐみのことをあまり良く思っておらず、興味もさほどなかった。母親が夜の仕事をしている影響で、夜の治安の悪い近所の街をうろつくことが多い。体こそ売っていないものの、援交に近い行為をしてお金を稼ぐこともしばしばあった。現在でもそれは続いている。


《主催コメント》つぐみは常に自分の居場所を求めています。それが李紘に対する依存行為であったり、援交紛いの行為であったりします。しかし、居場所がまだ見つかっていない状態です。芸能部周辺にも居場所を感じておらず、李紘以外には全く心を開いていません。李紘にすら本心は見せておりません。そんな彼女の孤独を胸の内にしまいつつ、おどおど系キャラを綺麗に演じてくださる方に演じていただきたいです。

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